保険

生命保険は保険としての役割の外から見ると消費にあたる?資産運用にもなるの?

「生命保険料が高い」

そんな会話を良く耳にしませんか?

生命保険は日本人の9割が加入していると言われています。そのほとんどの方が、上記のような感覚を持たれるのではないでしょうか。

この表現であれば高い生命保険料を支払っているという感覚であると言えます。支払うお金ですから、生命保険料は消費ということになります。

消費とは、本来支払った対価として何かモノやサービスを得る、ということですから、日本人の多くは生命保険で得るのは万が一の時のサービスと捉えていることになります。

しかし、この表現は少し違っているのではないでしょうか。

生命保険会社は列記とした金融企業です。そして、生命保険とは、万が一に特化した金融商品であり、その保険料を原資とした万が一の時の為の投資に当たります。

受けることのできるサービスは、自分のお金を万が一の時へ投資することで保険金というお金を得ることになります。あくまでも受け取れるのはお金であり、何かのサービスではないのです。

この根本を間違えてしまうと、生命保険に対する支払いがむやみに上がってしまう引き金になってしまいます。

「社会人になったし、とりあえず保険入らなきゃ」
「子供ができたから学資保険入らなきゃ」
「老後に備えて個人年金保険に入らなきゃ」

これも間違った発想ではありません。

しかし、このとりあえずやなんとなくの意識で行う資産運用は、将来や今現在にあまり有益を生みません。

その資産運用に目的はありますか?

資産運用は目的を明確に、そしてその目的を叶える手段の1つとして、生命保険を選択するというのが順序です。運用手段は生命保険以外にも、株式やFX、不動産や投資信託など幾つも存在します。

そして無数にある手段は、その人が持っている目的によってリスクも変われば期待値も変わります。金融商品は、その人の将来のお金をしっかりと守る後押しをしてくれる存在です。

利用者の意志があってこそ活きる商品です。

正しく順序良く導くことができれば、今まで消費になっていたお金も正しい運用として将来を守ってくれるお金になりますよ。

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