フリーローン他ローンいろいろ

医療・介護ローンはあるのか

急病になり入院することになった場合や、交通事故に遭い入院することになったなど病院にまつわる金銭面の苦労話はよく耳にします。 生命保険や損害保険に加入していても、急にお金が支払われることはありません。 立て替えて支払った領収書を、保険会社に病院の診断書などと一緒に提出してから、数か月後に支払った分が戻ってくるのが通常です。 退院するまでは、自費で支払いをしなければなりません。 また自治体の中では、福祉協議会というところで、支払う前の病院の請求書を持参すると、借入ができるところもあるようです。 しかし、病院の請求書を役所に持参しても融資が可能かどうかの結果がおりるのは、数日かかります。 病院側は、入院費用が精算されていることが退院の条件となっているので、融資の結果を待つしか方法はありません。 現在では、病院の支払いもカードが使用できるようになりました。 カードを持てる年代では、それもできますが、高齢世帯ともなれば難しいものです。 医療や介護の支払いローンあるのか調べてみました。 どこの銀行でも、扱っているようですが、形態としてはカードローンとなります。 その中でも、東京信用金庫というところの「がん先進医療費ローン」というものがあります。 金利は、1.75%で固定型金利です。 融資金額は、30万円~300万円で最長で8年の返済となっていました。 対面での借り入れで、やはり2日間審査が必要となっています。 資格は、首都圏に住んでいるか通勤している人・20歳以上75歳以下・最も重要な資格は、先進国医療と国が認めた治療を目的とした本人のために使用されるという点です。 他の金融機関のものは、フリーローンの中で借入するというものです。 岐阜信用金庫というところでは、「介護ローン」というものがありました。 年利は、3.925~6.425%となっており、この利率は一般のカードローンより若干高いようです。 借入金額の上限は500万円までとなっていて、最長年月は7年間です。 ここは、来店し対面での受付となっています。 審査は、早くて当日には結果がでます。 融資を受けられる人は20歳以上で65歳以下となっています。 資格としては、アルバイトも可能範囲で、安定した収入があり、岐阜信用金庫の営業区域に住まいがある人で、保証会社の保証が受けられる人に限定されています。 介護を受けている人が申し込むというより、家族が申し込むことが多いかもしれません。 使用用途は、自宅のバリアフリーなどへの改修費用・介護ベッドや車イスの購入・また介護に必要な資金に利用可能となっています。 また同じような介護ローンは、山梨県の都留信用金庫や千葉銀行などでも取り扱いがあります。 千葉銀行の場合は、来店は不要となっていますが、その分金利は6.0%と固定型金利となっています。 介護ローンというものは、比較的都市部の銀行より地方に密着した地方銀行や信用金庫の方が多く取り組んでいるようです。 これからの高齢化社会に向けての、銀行の中心的な商品になるかもしれません。

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