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司法書士会を利用する

<h3>司法書士とは?</h3>

司法書士は、弁護士や行政書士に比べると仕事内容があまり一般に浸透していないような気がします。司法書士の仕事は、「国民の権利を守る」ために、法律の専門家として、主に次のような仕事をしています。

1、不動産の登記に関する相談や手続きの代理。
  (家の購入や相続の遺産分割などが絡んできます)
2、会社・法人の登記手続きの代理 (会社の設立に必要なことです)
3、裁判所や検察庁に提出する書類を作成すること
4、供託の手続の代理
5、簡易裁判所における訴訟手続の代理
  (簡裁代理権が認定された司法書士ができる業務)

特に5の簡易裁判所における代理権を認定された司法書士というのは、簡易裁判所においては弁護士と同じ役割を果たせます。もともと裁判の法定代理を仕事として請け負うことができるのは弁護士だけでしたが、5の認定により、認定司法書士も債務整理に積極的かつ深く関与出来るようになりました。

<h3>司法書士会と日本司法書士会連合会とは?</h3>

司法書士は日本司法書士会連合会と各地の司法書士会に入会・登録しなければなりません。日本司法書士会連合会は、全国の司法書士会と個々の司法書士などで構成される連合組織です。司法書士会は、日本司法書士会連合会の地方下部組織と考えていただくとわかりやすいでしょう。

各司法書士会では、法律相談センターを設けています。司法書士の紹介なども行っています。相談時間や取り扱う相談内容、相談料の有無は各司法書士会で異なりますので、相談を希望される場合は、最寄りの司法書士会にお問い合わせ下さい。

弁護士会主催の法律相談センターが有料なところが多いのに比べて、司法書士会主催の相談センターは無料のところが多いようです。司法書士を紹介してもらう時は、債務整理や借金返済に強い司法書士を指定するようにしてください。

<span class="img-right"><img alt="soudann.jpg" src="http://iara.info/soudann.jpg" width="250" height="167" /></span>司法書士の報酬も数年前に報酬規定が廃止され自由化になっておりますので、各司法書士によって異なります。ただ、自由化以前の報酬規定の基準を目安にするケースも多いようです。

各司法書士会では、司法書士の活動についての意見や質問、不満や苦情を受け付けてくれます。問題があれば、各司法書士会に申し出ましょう。司法書士の所属司法書士会は<a href="http://search.shiho-shoshi.or.jp/access_support/" target="_blank">こちら</a>で調べることができます。

<h3>司法書士会 相談窓口</h3>

<img alt="pin2.gif" src="http://iara.info/pin2.gif" width="19" height="16" class="mt-image-none" style="" />&nbsp;<a href="http://iara.info/soudannmadoguchi/post-56.html">東日本の司法書士会 相談窓口</a>
<img alt="pin2.gif" src="http://iara.info/pin2.gif" width="19" height="16" class="mt-image-none" style="" />&nbsp;<a href="http://iara.info/soudannmadoguchi/post-55.html">西日本の司法書士会 相談窓口</a>

<h3>司法書士と債務整理・借金返済</h3>

今、比較的低額(数百万円規模)な個人の債務整理・借金返済の業務に最も力を入れているのは司法書士業界かも知れません。平成15年より、認定されれば簡易裁判所での代理業務ができるようになったためです。もともとは裁判における法定代理人を仕事として行えるのは弁護士だけでした(行政書士はできません)。

裁判に関する報酬というのは、多くの場合、訴額(訴えの額)などが基準になっていることが多いため、大きな裁判を行うことができる弁護士は、そちらに注力するケースが多いようです。

これに対して、個人の債務整理・借金返済という案件の規模は、訴訟になったとしても簡易裁判所での訴額の上限を超えることはあまり多くありません。ちなみに簡易裁判所での訴額の上限は140万円です。

ちなみにこれは、あなたの借金の額が140万円以上なら認定司法書士に債務整理・借金返済を頼めないということではありません。債務整理・借金整理は、いきなり裁判になる訳ではないからです。いくつかの法的手法があり、交渉を含めて借金の額を減額していきます。最終的にどうしても話のまとまらない業者との間でのみ裁判になる訳で、その業者からの借金の額が訴額の基準になり、司法書士が裁判の代理をできるかが決まってきます。

<h3>債務整理・借金返済の依頼先を探す際の注意</h3>

債務整理・借金返済の依頼先を探す時に一番気をつけて欲しいのが、整理屋と結託した悪徳弁護士・悪徳司法書士に引っかからないことです。ただ難しいのは、広告やホームページでは見分けがつかないということですよね。

だからこそ、各県の弁護士会や司法書士会に紹介してもらうという方法をお勧めしています。各弁護士会、司法書士会が悪徳な法律家を紹介するわけにはいきませんし、その弁護士や司法書士に不信を覚えた時は各弁護士会、司法書士会に申し出ることが出来るからです。

司法書士会は、毎年10月1日(法の日)に<a href="http://www.shiho-shoshi.or.jp/activity/var_consulting/free_consult.html" target="_blank">「全国一斉司法書士法律相談」</a>を行っていることをご存知でしたか?こういう機会も是非利用してみてください

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